道の駅は実に面白い。
幹線の国道沿いに数キロ毎に点在しているのだが普段は、なかなか通らない。
仮に通っても素通りする。だから滅多に寄らない。
この前、久々に日本海側の国道沿いの、とある道の駅に寄ってみた。長時間の運転で少し疲れてたのと何となく中のお店を覗きたくなったから。
道の駅は、その産地のモノを直売している。
だから、その場所の旬の食材が良く分かるから実に興味深く面白い。
野菜、お肉、魚という地元産の3種の食材が大概並ぶ。場所によって山中や海辺の場合で、お肉と、お魚が無い場合は有るけど、それは仕方がない。
何時も真っ先に向かうのは魚のコーナーだ。
この癖はスーパー等の店舗でも変わらない。
どうしても釣りが趣味だから、どんな、お魚が置いてあるか大変、気になる訳だ。
今回の道の駅は海沿いに有ったから、お魚コーナーは期待大で覗く。
そして、ビックリして、しばらく放心する。
まず目に入ってきたのが大物のスズキ。優に80cm を越えるランカーサイズだった。
しかも丸々と肥え、おそらく6kg以上はありそうだ。長さは珍しく無いが、とにかく、その厚みには驚いた。
更にビックリしたのが、その横の鰤。
見たことの無いサイズ。
箱から尾がはみ出している。明らかに1m越え。
しかも、どちらもビックリの安さ。
都心だと少なくとも3倍以上の値段はするはず。流石、産地直売と感心。
この鯵だって小さくないですよ!
優に40cm超えてます。そのサイズにびっくり。
サビキ釣りでは決して釣れないサイズが、このお値段!
これは地元でマルゴと呼ばれる青魚。
ハマチの幼魚ですが60cmは軽く超え
もはや幼魚とは呼べません。
立派な鯛だって、このお値段です。
梅雨から夏が旬のイサキだって、こんなサイズは滅多に出回りません。
それらが置いてある道の駅は鳥取県の琴の裏です。
調べると2011年に開業との事です。
山陰道の無料区間にありますし、もし近くに、お寄りの際は是非、お立ち寄りの価値がありますよ。
改めて日本海は豊穣の海だと思いました。