隠岐の島へ釣行(前編)
いつの間にか紅葉も真っ盛り、早くも晩秋に入り朝晩めっきり冷え込んできました。
そんな中、待望の隠岐の島へ釣行してきましたよ。
目次
天候
本当は先月の10月に釣行する計画でしたが大きな台風が2個、連続で日本列島を通過したので見送りに次ぐ見送りになってしまいました。この時期、日本海は荒れやすく波も高いので釣りができる日も限られてしまいます。せいぜい波高さが2.5mまでが限界でしょうか? それ以上は危険で釣りになりませんね。だから海況と睨めっこしながら日程を合わすのは中々、難しい事でした。そして11月7日〜8日で何とか都合を付けた日程で旧知の釣り仲間と行ってきました。
交通
交通手段は出雲市から本土の出発点である松江市の七類港まで車で移動。車は港へ駐車します。そして七類港から隠岐の島へは隠岐汽船のフェリーで向かいます。乗船時間は約1時間半です。船室は特等から二等まで値段毎に区分されます。今回は時間も短いし値段も一番安い二等船室で雑魚寝して向かいました。二等船室は広くて比較的に空いており天候も良くて揺れも少なく快適でしたよ。
隠岐の島
隠岐の島は大きく大小2つの島からなります。大きい方が島後、小さい方が島前です。
島前は更に3つの島(西ノ島、中ノ島、知夫里島)からなる諸島です。今回の釣行目的
地は島前にしました。
隠岐の島、島前の一つである知夫里島、来居港へ到着すると予約していた渡し船が既に接岸されて居ました。乗り換えて釣り場である離れ磯へと向かう段取りです。
そして、この日の釣りが終わると中ノ島の船宿へ一泊する計画です。
渡し船の船長さん
今回、お世話になった渡し船は新海丸でした。当日の船宿も兼ねています。宿は前述の通り中ノ島に有ります。船長さんは大変、物腰の柔らかい優しい方で道中に最近の釣果や海況、水深などを丁寧に教えて下さいます。
新海丸は快調に海上を飛ばし初日の釣り場へ到着し波のタイミングを見ながら慎重に磯へと渡ります。
釣り場(初日)
波も程よく雰囲気抜群の磯です。船長から移動中に、この水域は水深が50m〜60mと深めとの情報を聞きました。なので心置きなく約100gと重めのジグを投げ込みます。ぶっ飛ばして着底させ、しゃくりながら回収を延々と繰り返します。中々、あたりが無いので大きめトップのルアーに変更しキャストを続けます。しかし、あたりは依然として有りません。そこでヘビータックルからシーバスタックルへ変更しました。そしてミノープラグを投げる事、数投目の回収時に目の前のサラシから褐色の影が飛び出して来ました。良型のイサキでした。
終盤頃に鮫が一匹、背びれを出しながら目の前を悠々と泳いでました。自然の豊かさに感心。結局、この日は、これにて納竿です。
続きは後編へ