佐世保へ
お仕事で長崎県へ一泊二日で行ってきました。
実は長崎に来たのは初めてでした。九州は行った事が無い県の方が多いのです。
その中の一つなのでした。
目次
1:交通手段
1-1:空路
予想外に乗客が多く満席でした。そんな訳で残念ながら窓際の席は取れませんでした。
長崎空港は大村市の大村湾に浮かんでます。大村湾は四方が陸地に囲まれた内海で波も無く大変、穏やかです。空港として地理的に適しているのでしょうね。
1-2:陸路
長崎空港からは車で仕事先へ向かいます。高速の長崎道で左手に大村湾の風景を見ながら順調に進みます。
途中で高速の上部を横切る形で大きな工事が橋桁で長く進行中でした。地元の方に聞くと長崎新幹線の工事中との事でした。しかし、あまり必要ないですよ。と言われます。
博多〜長崎間が在来線と比較しても約20分程度しか早くならないらしく、しかもバスや
最近の格安飛行機もあるから、あまり存在意義は薄く、工事に意味が無いと、その方は
言っておられました。一言、税金の無駄使いですね。全く困ったものです。
今回は嬉野を経て武雄にて西九州道へ入り佐世保から終点の佐々を目指すルートです。長崎道は嬉野の近くで一旦、佐賀県に入り西九州道で再び長崎県に入ります。嬉野に近付くと辺りには茶畑が多く見られました。嬉野はお茶の産地そして温泉も有名でした。
焼き物で有名な有田と伊万里も通過しながら佐世保へ入りました。
佐世保に近付くと大きな港町の様相です。そうです。長崎は造船の町、そしてアメリカ海軍基地の街でもあります。港町で船とは切っても切れない街なのです。
海上自衛隊の基地に隣接してアメリカ海軍の基地も有りました。当日は大きな空母が停泊していました。そして終点の佐々を降りて目的地に到着です。
無事に当日のお仕事を終えました。
2:宿泊ホテル
今回は佐世保市内のQUINTESSA佐世保というビジネスホテルにお世話になりました。
洋風の趣が感じられる綺麗なホテルでした。ロビーには、この時期の立派なクリスマスツリーが飾ってましたよ。
驚いたのは外人さんの多さです。
チェックイン時のロビーには外人さんしか、おりません。たまたま、かと、しばらく手続きもしながら見てたのですが出入りする方々、何と全てが外人さんでした。おまけに自分の部屋に入るエレベターも外人さんと一緒になるくらいでした。
後から地元の方に聞いたらアメリカ海軍基地の関係者ですよ。との亊に納得です。
フロア毎に喫煙と禁煙を分けており環境面でも気を使っていました。
街の中心街に位置し佐世保駅からも近く便利です。
3:夕食
夕飯は今回の出張で全国の拠点から関係者が佐世保に集結している事もありホスト役である長崎の皆さまが一席、設けて頂けました。お料理は高級なふぐ懐石でしたよ。お店はホテルから徒歩5分位と近くにある『天虎』さんでした。地元では有名なふぐ専門の老舗店だそうです。店構も歴史を感じる佇まいです。付出し〜ふぐ刺しのテッサ〜唐揚げ〜お鍋〜雑炊と大変美味しく満喫いたしました。
ご存知でしょうか。ふぐと言えば下関というイメージですが何と養殖の日本一は長崎なのです。知らなかったので一つ、勉強になりました。
4:帰路とお土産
翌日のお仕事も無事に終えて再び長崎空港を車で地元の方に送って頂きました。向かう道中で長崎県の車のナンバーについて伺いました。長崎には佐世保ナンバーと長崎ナンバーの2種類の車が走っていました。聞くと空港の有る大村市から南側が長崎ナンバーで大村市に隣接する東彼杵町から北側が佐世保ナンバーですよとの事でした。空港が県の中心に位置する関係でしょうか。まあ、どうでもいい話ですがね。
空港にも立派なクリスマスツリーが飾られていました。
お土産は、お約束のカステラを購入しました。でも、それだけでは面白く無いので
名物の一つであるらしい『よりより』を買ってみました。よりより、は小麦粉に砂糖を混ぜ練って大豆油で揚げるシンプルなお菓子です。地元の方が、このお菓子を呼ぶ時によく使うらしく正式には麻花巻や唐人巻と呼ぶそうです。素朴な味わいで、ハマると病みつきになるらしいですよ。実際に食してみました。ほのかな甘み以外は本当に素としか言いようのない美味しく何か懐かしい味です。食感はパリッとしてます。確かに、これは繰り返し食べたくなる感じですね。
それと、せっかく長崎に来たからにはと奮発して名物の高級食材である カラスミも一個、お家へ買って帰りました。この時期に美味しい熱燗と合わして楽しもうと思います。
5:まとめ
長崎は九州の最も西に位置し美しい海に囲まれた県です。
そして壱岐に五島列島、対馬という島々も長崎県に属しています。魚釣りをするには一度は必ず行ってみたい場所です。お仕事のついでに魚釣りが出来れば最高です。今回は一泊二日のお仕事で短い滞在でした。次回は、もう少し長めの出張がいいなぁ〜とか不謹慎な事を思いながら帰りの飛行機に乗ったのでした。
最後まで読んで頂いた皆さま、有難うございました。