毎日、蒸し暑い日が続いてますね。
今年は梅雨入りが少し遅れ、今、真っ只中だから、この湿度も止む無しでしょうか。
それでも日中は暑さと、むしろ湿気に体力の消耗を感じます。
あまりにもムシムシして、お仕事で全身、汗まみれになる日中ですが帰宅してからのビールが美味しく楽しみな季節です。
しかし、あまりにも蒸し暑い日々が続くので早くも冬へ思いを乗せて少しは清涼感を味わいたいと考えました。
真冬の名産に関連し以下に記します。
『十六島』
もし、この島の名前を即答できたら素晴らしいです。
正解は『うっぷるい』と読みます。
その場所は出雲市(旧:平田市)の日本海に面した磯場です。
この十六島は魚釣りに好ポイントが多く、気候が良い時は多くの太公望で賑わっています。しかしシーズンが限られてしまうのです。しかも何とベストシーズンの秋から冬である11月~3月が磯に入れません。
釣りが趣味の私にとって非常に残念ですが。
理由は十六島海苔の採取漁期間だからです。
地元では、この期間の立ち入り禁止の理由を「海苔島だぁけんなぁー」の一言です。
厳冬期の日本海の荒波に揉まれ育まれる天然の磯海苔という希少な水産資源を守る為です。
釣りは何時でも何処でも出来ますからね。
そこでは毎年、冬場の12月〜2月に良質の岩のりが取れます。
その時期は日本海も荒れ狂い波が大変、高い時期です。
そんな危険な時期に、しまご、と呼ばれる漁師さんが何と手摘みするのです。
こんな様子です。
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地道で危険と隣り合わせ。まさしく命懸けです。だから多く取れません。
大変、希少で価値があるのです。
実際に食すと本当に深く濃い味わいです。
中々手に入りませんが地元に専門店があります。下記です。
お近くにお越しの際は是非、お立ち寄り下さい。価値が有りますよ。
あまりにも蒸し暑いので少しでも緩和を願い、真冬の地元食材ネタを記しました。