台風後
今回の台風は非常に動きが遅いですね。
幸い私の居る山陰、出雲は直撃せず、ほとんど強風は無かったです。
しかし四国や紀伊半島等は風雨ともに強かった様で被害を心配します。
昨今の気象は異常な事が多いですが、それらは最早、通常の出来事と思わざるを得ない地球環境でしょうね。
昔では、あり得ない自然災害が当たり前の様に起こります。
特に降雨は突然な場合が多く局地的で、しかも豪雨になり易く、全く予報も出来ない場合が大半ですね。
備える為に雨が降り出すと河川流域や海抜の低い地域にお住まいの方々は。即、地域の避難場所へ移動すべきです。大した事が無ければ戻れば良いと思います。
都度、避難する事は事情によって大変な事も多々あると思います。
でも全て命あっての事です。とにかく避難しましょう。
そんな今日は代休を頂きました。少ない平日の休みでした。
朝は台風の余波で雨だろうと、ゆっくりするつもりでした。しかし6時頃に目覚めると外は明るく風も無い。しまったと素早く釣り支度を整えて朝のいつもの宍道湖ポイントへ向かいます。到着すると漁師さんが沢山おられます。皆さんシジミ漁師です。
ジョレンと呼ばれる専門の道具で器用に湖底をさらって行きます。
宍道湖は比較的に水深が浅くジョレンも、それに合わせて長くても全長4m位まででしょうか。それでも湖底の泥と一緒にシジミを掻き出す為には全身を使う重労働です。
しかも船の上に取れたシジミを大きさで選別しなければ、なりません。専用の網目で小さなシジミは戻さないと、なりません。
その後、漁協におろされた後、仲買さんがシジミを一個一個選別するのですよ。
大きさが達していても死んでいる貝があるからです。死んだ貝は地元ではガボと言われます。貝殻が閉じているから外観ではわからないのです。だから一個一個、選別しながら音で見極めています。素人では到底、分かりません。
宍道湖七珍の一つであるシジミは全国的にも有名で実際に美味ですが、こんな風に実に手がかかっています。
釣りの方は何とか4匹釣り上げましたよ。最大で約40cmのセイゴばかりでしたけど。
もっと大きくなれと全部、リリースしました。
相変わらずバラしも多く結果は8ヒットの4キャッチで4バラシでした。
真夏になり活性が上がってきているのは間違い無いですね。
これから更なるサイズupを期待したいと思います。