釣行
河口へ
和歌山の釣行は本当に久しぶりです。思い返すと約30年ほど昔に紀ノ川の中流域で釣ったなあ〜と微かに覚えています。当時は魚影が濃く大物は釣れなかったのですが色んな種類の魚で数釣りを楽しんだ記憶があります。それだけに楽しみでした。
そんな事を思い出しながら到着した初日に早速、釣行しました。事前に狙いの場所は地図を見ながら考えてました。それでも初めての場所なので実際に行って見ないと釣りになるか、どうかは分かりません。釣りは、まず狙いの場所へ歩いて到達できるか、どうかで始まります。今回は時間の制約もあり、2ヶ所に狙いの場所を絞りました。1ヶ所目は河口域のポイントです。何とか近くに駐車し歩いてポイントに用心しながら近付きます。降り続いた雨の影響で川が増水しているからです。
河口域は水量も多く茶色に濁っています。天気は生憎の雨模様でした。そしてポイントに立ちます。狙う魚は未だ釣った事の無いヒラスズキです。和歌山へ来た目的はヒラスズキを釣り上げる為。この魚は外洋の磯場に主に生息する希少なスズキで一般的に市場に、あまり出回りません。普通のスズキより魚食性が強く身も美味しいと言われてます。
河口域から横方向に歩きながらルアーを投げ込み続けます。しかし当たりはありませんでした。雷が鳴り出し雨足が強くなった所で残念ながら、この日は納竿です。
磯場へ
二日目は少し早起きし地磯へ向かいました。この日は天気も回復し曇りがちながら幸い雨は上がりました。宿泊地域の海は断崖絶壁が多く、海に近付ける場所は限られます。
何とか海辺に降り立ち釣りを開始。濁りが、きつく波も高めの中、慎重にキャストを繰り返します。サラシが良い雰囲気でしたが釣果は無しに終わりました。
和歌山の釣行は残念ながら魚には出会えませんでした。また次回に期待する事にしました。しかし久々の釣りで多いに気分転換となりました。
お土産
フィッシャマンズワーフ
帰り道は地元の食材を、お土産に寄り道しながら戻りました。まずはフィッシャーマンズワーフで寄り道です。白浜ビーチの真ん前に位置し今回の宿からも車で約5分と近くでした。地元の漁師さん達が採れたての海産物を持ち込むスタイルの様です。当日は沢山のイカ達が泳いでいましたよ。
蛸も一匹づつネットの中に元気よく居ました。
とれとれ市場
お次は『とれとれ市場』 へ寄り道しました。こちらは多くの、お客さんが入る有名な観光スポットで有名です。あまりにも広い敷地にビックリするほどです。海産物が、とにかく多く、そして安く感心しきり。
さすが捕鯨の街です。沢山のクジラ肉が、お刺身で盛り沢山にあります。
変な形のクツ海老達が居ました。伊勢海老より美味しいらしい。
それにしても新鮮な魚達が一杯で、お客さんも多く活気に溢れています。見て回るだけでも実に楽しい雰囲気ですね。マグロも一日の中で定期的に解体ショーが実演されている様子です。
そして珍しい部位を販売しています。
表示の産地が様々なのが面白く、やはりマグロは遠洋漁業なのだと改めて実感しましたね。
沢山の魚介類をお土産で購入しました。そして最後に立派なアジの一夜干し干物を購入しました。
和歌山は海は外洋に面しており森は山深い紀伊半島を抱えた自然豊かな場所です。
また是非、釣りに来ようと思いました。