探す
島の地図を見てレンタカーで移動しながら新たなポイントを開拓します。良いポイントを発見しました。問題は海岸線への到達が可能かどうかです。駐車し丘の上から見下ろします。何とか海へ降りれそうなので装備を整え目指します。
下る
生い茂ったススキを掻き分け道無き道を慎重に下っていきます。ロッドと装備を背負っての歩行なので一歩一歩確実に進んでいきます。折角の釣行で、しかも単独なので絶対に怪我は避けねばなりませんからね。何とか無事に海岸線に到着します。
投げる
いかにもヒラスズキが潜んでいそうなサラシが目の前に広がっています。
何よりも自分で開拓し歩みを進め到達できた事に満足します。これで釣れたら言う事無しです。一投目でルアーをサラシ奥へ遠投し、ゆっくりと引きながらサラシへ突入し漂わせます。すると、いきなり出ました。白い泡の中から黒い影が反転しルアーに襲いかかります。とっさに合わせますが波が強く上手く力が伝わりません。
しばらくファイトしましたが掛かりが浅かったのか、これまた目の前で無念のフックオフ。影の大きさと形から50〜60cmクラスのヒラスズキでした。
しばらく付近の海岸線を歩き回りキャストを繰り返しますが、チャンスは最初の1回だけでした。これも釣りです。・・・
登る
そして、また来ようと、このポイントを後にします。
下ってきた山道を登山で戻ります。ヒラスズキ釣りは山登りの要素も存分に含まれます。
再び薮を掻き分けながら進みます。道中に牛舎があり壱岐牛に見送られながら戻りました。
戻ってチクチクする足元を見つめると、ひっつき虫だらけになってます。
移る
そして次のポイントへ車を走らせます。目指す場所は赤瀬鼻という有名な一級ポイントです。ここも素晴らしいポイントでしたが叩かれているのかバイト無しでした。先行者の方が1匹ヒラスズキを上げていました。
帰る
この日は日暮れまで粘りましたが納竿です。そして日焼けで火照った顔と心地よい疲れと共に、宿へ戻りました。
続く・・・