梅雨入り

いよいよ梅雨が始まった。毎年、規則正しく6月に廻って来る。自然現象とはいえ、何時も不思議に思う。
梅雨で雨が降らないと困る事は多々ある。
一番は飲み水の確保だろう。


当たり前の事だけど水が無いと人類を含む全ての生き物、そして植物が命を保てない。人間の体の約60%は水だと言われている。


田植えの終わった水田でまだ小さな稲も梅雨の雨水が無いと実りの秋は迎えれない。
そうなると米が食べれなくなる。食料事情が悪化し、皆、困ってしまう。
梅雨のジメジメとする今からの時期は洗濯物が乾きにくいし、カビが生え易いとか鬱陶しいけど、梅雨の、まとまった雨が無かったら非常に困る。

もっとも最近の降り方は集中豪雨で尋常では無い。
これも地球温暖化の影響だろうか?
日本には二十四節気で細かく、季節を現す。
今は芒種が過ぎ夏至に向かっている。
細かく季節の移ろいを感じる事は自分にとって良いと思っている。


しかし昨今の異常気象によって四季の中で秋と春が段々と短くなってる様に感じるのは自分だけだろうか?

これからの時期は本格的な夏に向かう。

日差しも強くなり日焼け等の紫外線対策にも気を付けないといけません。

 

 

 

道の駅パート1

道の駅は実に面白い。
幹線の国道沿いに数キロ毎に点在しているのだが普段は、なかなか通らない。

仮に通っても素通りする。だから滅多に寄らない。


この前、久々に日本海側の国道沿いの、とある道の駅に寄ってみた。長時間の運転で少し疲れてたのと何となく中のお店を覗きたくなったから。


道の駅は、その産地のモノを直売している。
だから、その場所の旬の食材が良く分かるから実に興味深く面白い。


野菜、お肉、魚という地元産の3種の食材が大概並ぶ。場所によって山中や海辺の場合で、お肉と、お魚が無い場合は有るけど、それは仕方がない。
何時も真っ先に向かうのは魚のコーナーだ。
この癖はスーパー等の店舗でも変わらない。


どうしても釣りが趣味だから、どんな、お魚が置いてあるか大変、気になる訳だ。
今回の道の駅は海沿いに有ったから、お魚コーナーは期待大で覗く。


そして、ビックリして、しばらく放心する。
まず目に入ってきたのが大物のスズキ。優に80cm を越えるランカーサイズだった。

しかも丸々と肥え、おそらく6kg以上はありそうだ。長さは珍しく無いが、とにかく、その厚みには驚いた。

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更にビックリしたのが、その横の鰤。
見たことの無いサイズ。

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箱から尾がはみ出している。明らかに1m越え。

しかも、どちらもビックリの安さ。

 

都心だと少なくとも3倍以上の値段はするはず。流石、産地直売と感心。

 

この鯵だって小さくないですよ!

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優に40cm超えてます。そのサイズにびっくり。

サビキ釣りでは決して釣れないサイズが、このお値段!

 

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これは地元でマルゴと呼ばれる青魚。

ハマチの幼魚ですが60cmは軽く超え

もはや幼魚とは呼べません。

 

 

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立派な鯛だって、このお値段です。
梅雨から夏が旬のイサキだって、こんなサイズは滅多に出回りません。

 

それらが置いてある道の駅は鳥取県の琴の裏です。

調べると2011年に開業との事です。

 

山陰道の無料区間にありますし、もし近くに、お寄りの際は是非、お立ち寄りの価値がありますよ。

 

 


改めて日本海は豊穣の海だと思いました。 

 

分水嶺

今は、地方へ行く事が多い。

それも特定の場所である。移動は、もっぱら車。おおざっぱには瀬戸内から日本海中国山地を越えて行くルートだ。

時間に余裕が無い事が多く、いけないと思いながらも高速道路を使いがちになってしまう。
この日は休み、高速を一切使わず、いつもの地方へ向かった。

快晴だし、時間の制約も無いし、どうせなら通った事の無い道を行こうと決めた。ナビゲーションは使わない質だ。

何時も迷えば道中で人々に行き方を聞くスタイルだ。
中国山地は、もののけ姫の舞台になり山深く広大な山脈が連なっている。

今回は兵庫県の宍粟から鳥取を越えるルートを選んだ。

街道は無数に有るが、何れも、かなり曲がりくねって厳しい山道が続く。

冬場は遠慮したいルートばかりだ。
ひたすら山頂を目指し、アクセルを踏み込む。


相棒の車はDセグメントのコンパクトカーだがターボ付きのディーゼル車だからトルクが太く何の苦もなくカーブを次々にクリアしてくれるから心強い。
山脈を越える街道は川沿いが多い。

今回の街道も左右に川の流れを見ながら上流を目指す。
何個か上りの小さめのトンネルを抜ける。


そして一番長い平坦なトンネルを抜けた。


やはり、そこからは上りから下りの街道に一気に切り替わる。
川の流れも同じように下流へ向かう。


今のトンネルが、この山脈の分水嶺だったのだと実感する。


日本列島は北から南まで実に長いけど、その半ば辺りを背骨の如く分水嶺が貫く。

 

そこを始まりに数え切れない程の水の流れが始まり合流を繰り返し、日本海と太平洋に行き着く頃には大河になる。

そして山の栄養分を沢山含んだ水が河口から海に入りプランクトンを育て小魚から大きい魚まで、そして動物まで全ての生き物を育む。

勿論人間も含めて。

山の木々等、植物が栄養を溜め込み生命の命を産み出すのだろう。

 

そんな事を考えると何か壮大な中にいる自分のちっぽけさが良く分かる。


さて、間もなく梅雨入り。

たっぷりと降って全ての生き物の源に、なって欲しいと改めて切に思った。


日本列島は大陸から想像を絶する時を経て離脱した。

地理的に特異な位置にある。

お陰で雨量に恵まれ、四季も規則正しく廻る。

 

昨今は温暖化の影響で四季も不安定だが・・

春と秋の実感が薄らいでいる。

 

冬、そして夏が一気にやってくる感である。

 

雨も局地的で以前には無かった。

温暖化で地球が何か、おかしくなってる。

 

原因は私も含む人類だ。

有限な地球を無限の如く扱ってきたのは人類だから。

今からでも遅く無い。

パックとか無駄な梱包材やクッションは不要なモノも多いはずである。

 

 

地球から嫌われて排除されない内に、もっと人類は考えないといけないはずである。

 

蠟燭と鉛筆、そして手提げラジオ。

有事の際はアナログ。

世の中の進歩は凄まじい勢いと実感する。

しかし、それは、あくまでもソフト。

ハードである人間は基本、何も変わっていない。

その事は時代が進んでも肝に命じて行かねばならない。

 

 

 

 

 

 

 

Spyderco

 

 

釣りに使う、道具で大事なアイテムについて記そうと思う。
それは活け絞めに使う道具、ナイフである。


釣り上げた魚は持ち帰り捌いて食する。
子魚やフグ等の毒持ちの危険な魚以外は基本、持ち帰る。

せっかく釣り上げた、お魚は美味しく食べたいものである。
美味しく食べる為に絶対に欠かせないのが釣り上げた後の処理方法だ。
それは絞める作業の一つで血抜きと言われる。


釣り上げた魚から血を確実に抜く事で身に血が回るのを防ぐ。

生臭さも無くなるし鮮度も保てる。

その作業に欠かせないのがナイフである。これは巷に沢山、出回っているから探すのに本当に苦労した。釣り用に限定しても相当数ある。

条件として、まず1番は、やはり切れ味。2番は海の釣りが多いので錆びにくい事。
3番目は、値段。
この3つに重点を絞った。
勿論、釣具屋の専用コーナーにも沢山有るし目的も明白だから良いナイフが置いてある。でも複数の釣具屋を回っても何かピンとこない。あまりにも普通過ぎるからだ。

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せっかく貴重な、お魚の命を頂くには物足りない感が否めないのだ。
色々と探してると、ふと目が止まったナイフが有った。まず最初の印象は不思議な形だなぁである。何と刃の部分に10円玉位の丸い穴が空いていたのだ。

 

  1. そのメーカーの名はSpyderco(スパイダルコ)。

このメーカーのナイフも用途に応じて実に多種多様の種類がある。
その全てに刃の峰側付近に穴が空いている。


調べて分かったのだが、その穴は通称、サムホールという。直訳で親指を入れる穴だ。何の事かなと調べ、折り畳み式なのだが使用時に畳みから出す際にサムホールに親指を添えて刃先を出す作りと分かった。つまり片手で刃先を出す事が可能な作りである。これは釣りで使用するには実に有り難い機能で一気に気に入った。

こんな感じ

  ⇩

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あとは切れ味と錆びにくさだ。切れ味は研ぎが欠かせないし、さほど心配していなかった。
肝心の錆び対応である。
これは沢山の種類の中でパシフィックソルトH 1と、その名の通り、海で使用するタイプが、有ったのだ。
このナイフの刃は特殊材質で岐阜県はあの刃物で有名な関市製である。
刃にしっかりとSEKIと刻印されている。

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購入し使いはじめて5年経過するが全く錆は無い。

使用頻度は年間10~50回といった位か。


その中で実際に魚を釣り上げて絞めたのは更に少ないけど。ただ、何時も釣行で海水を浴びたり水没したりだから常に海水まみれは当たり前だ。
今まで釣った魚は、このspyderco で絞めて美味しく食して来た。


あと使う際は、どうしても磯なら岩の上、波止ならコンクリートの上と刃を当てると切っ先が痛んでしまう。

その対策としてミニまな板を使うのが良い。小さいからライフジャケットのポケットに入る。

これはホームセンターで二百円位で買った。

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そのまな板の上に魚の頭部を置き、えらの付け根を、まずは切る。

次に尾の付け根を切る。まな板が下に有るから刃こぼれの心配は無用。そして海に魚を投入する事、約5分。これで完全に血抜きは完了だ。


あとは持ち帰り捌いて、美味しく調理し有難く食するだけである。 

 大変、役立つ道具ですよ〜。

 

鹿

釣行には様々な場所に出掛ける。

今、釣りをするには良い環境にいるから近場ばかりである。

勿論、魚を釣るのが目的だが、それだけでも無い。やはり気分転換が大きい。

そこに魚が釣れたら幸運だったと思うようにしている。
今の釣りは近場ばかりだけど釣り毎に日常から離れた、ちょっとした小旅行の様に強く感じる。

遠くへ出掛け遠征する釣りも、あるけど。
綺麗な風景を見たり、水面を泳ぐ魚を見たり、また色々な動物や植物を見たりしながらの釣りは本当に癒やされる。
気持ちが本当に落ち着くのだ。

高尚な言い方をすると精神の浄化だろうか。


最近は地磯での釣行が多い。数え切れない程、ポイントは存在するが歩いて到達出来るポイントは限られる。

険しい山道を歩いて向かう様は、ほとんど山登りの如く厳しい。山道は自然の宝庫だから動植物達も多彩な顔ぶれである。
最近、道中に良く見かけるのは鹿だ。
この前は磯に降りて行く目の前、急勾配の曲がり角で、突然、左上の藪からガサガサと大きな音がした。 

何かと身構える前で悠然と鹿が3匹飛び出し悠々と目の前を通り過ぎた。

熊の被害も有り、鈴をぶら下げてたにもかかわらずである。

全く人を恐れていない。

釣行時に山道を歩くと付近の薮で音が常にするのは鹿だろろう。

しかし最近は人を恐れずに姿を見せる。

個体数が増えているのは間違いない。何故かは専門家でも無くわからない。

一つ思うのは過疎化が進んだ山村が過ごし易いのだろう。

 

増えすぎる傾向に地元のハンターも含め駆除に力を入れている。

取れると鹿肉として販売も力を入れている。

食べた機会はある。淡白で美味しかった。

 

 

 

 

 

鹿にとって人間は部外者である。

その事を常に忘れてならない。

 

 

 

 

 

 

ボガグリップ

 

 

 

釣りに使用する道具には、やはり、こだわりが有る。

今日は、こだわりの道具の一つを記そうと思う。 
まずはフィッシュグリップである。


釣りを、しない方には聞き慣れない呼び名の道具だろう。用途は実にシンプル。

その名の通り釣り上げた魚を、その場で掴む道具である。掴み方は魚の口の上顎か下顎をを挟む方法である。この方法が、やはり安全に、そして確実に暴れる魚を掴めるからである。フィッシュグリップは世の中には沢山の種類がある。国内&海外メーカー、形、機能等、御値段も安い物から高い物まで実に多く出回っている。
そんな数多く出回っている中から使用しているのがボガグリップの30lbである。
釣り人は多くの方々がご存知だろうし言われなくとも持ってるぜ!との方々も多い事だろう。
まぁ、これから導入を考えている方々に、との事で。


ボガグリップ はサイズで3種類有る。それぞれ15lb.30lb.60lbである。
この数字は重量単位。
1lb は1ポンドで0.45359237Kgである。
持ってるのは30lb。つまり約14Kgまで対応可能である。

なんの事か。このボガグリップは釣り上げた魚を持ち上げるとバネ秤の目盛りが本体に有り重さを計れる機能があるのだ。     

こんな感じです。↓(1目盛が0.5lb)

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しかも米国内IGFA世界記録申請に使用することもできる高い精度で計測できるのだ。

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15lb でも充分なのだが・・・。もし不意の大物が釣れたら、とか備えあれば憂い無し、とか大は小を兼ねる等々、半ば、こじつけみたいに30lb を手に入れた。
ボガグリップはmade in USA である。アメリカも釣り大国だし、とにかく広大。

見たこと無い怪魚もいるだろうから60lb が有っても不思議では無い。実際にキングサーモンやマスキー、マグロなんか60lb でも足りない大きさになる。

そんな国の逸品だから手に入れて間違いない。

少し値段は、お高いかもしれないけど簡単に分解し自分でメンテナンスも出来る上に、何よりも少々の事では壊れない。一生モノと考えれば、そう高くは無い。


手にすると、しっかりと重量感があり無骨でシンプルな構造は質実剛健だ。

肝心の魚を掴む箇所は先端の爪が微妙に内側にカーブし、しかもヘッド部は360°回転します。これ重要な事です。

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何故なら魚を掴むと暴れまくるからです。

しっかり掴み回るので、どんなに暴れても掴み続けます。

大きい魚の暴れ方は半端では無いが安心。

 

 


釣行時は離さず持ち歩くから重さは感じるけど、それが安心感に繋がっている。
もし落水してしまったら当然、沈むから使用する際は必ずコードで体に結わえる。
伸び縮みするスパイラルコードを現在は使っている。こんな感じで釣行時はライフジャケットの背中にぶら下げる。そうするとキャストの際に邪魔にならない。

非常に使い勝手が良いので、お薦めできる。

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船で沖合いに出る釣りも多いだろう。船縁でボガグリップを、うっかり落水で沈没ロスト。この対応としてアメリカでは大きい風船の様な浮きを付け沈没しないグッズもある。なるほどと思いながら写真を見たら結構、笑える。


使い込む程に釣行の記憶と共に細かな傷がボガグリップにも入り愛着が沸く。

最近は魚をグリップ出来ていないが、またレバーを引いて良い魚を掴みたい。 

 

 皆様も是非ボガグリップでガシッと良い魚と夢を掴みませんか。

 

 

 こちらから検索へ『ボガグリップ』入力で詳細確認と購入できます。

       ⇩⇩⇩

 【アウトドア&スポーツ ナチュラム】

朝マズメ→夕マズメへ

朝マズメの釣行を狙って前日の晩に準備は、してたが疲れからか起きれず。

朝は見送りになってしまった。
場所は近場で、お気に入りの地磯の一つである。
駐車場から釣り場までの山道が比較的に容易で近いからだ。
この日は朝の部は諦め夕マズメに備える事にした。


そういう訳で、ゆっくりと起床して色々と溜まった用事を片付ける事にした。

そして久しぶりに洗車を、と意気込む。

何しろ天気が5月らしく快晴だったし黄砂で愛車が酷く汚れていたからだ。 
黄砂は春先から今の時期頃まで特有のモノだが年々、ひどく量が増えている。

そのせいか鼻や喉の調子が今ひとつスッキリしない。

中国大陸からの偏西風に乗って来るのだが、これも温暖化の影響か砂漠が広がっているのだろうか?


午後からは買い物に出掛ける。お目当ての小物入れをホームセンターで安く購入。
手頃なサイズの小物入れは、なかなか見付からず。三軒目のホームセンターで何とか。
一軒目は釣具屋に、どうしても足が向いてしまう。


そして夕方に朝マズメを見送った地磯に向かう。
日も長くなり丁度、夕飯前の軽い運動を兼ねた散歩がてらである。


すぐに釣り場まで降り立ち磯の先端で海面を見て呆気にとられる。辺り一面が漂流している藻で埋め尽くされていたのだ。
ルアーを投げる場所は、ほぼ無い。

表層は諦め深く沈むタイプのルアーに切り換え海の中を立体的に探る作戦で対応するも回収時に水面で、どうしても藻を拾ってしまう。
全く釣りにならなかった。釣行時間、僅か20分。投げたルアーは写真の5個。

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こんな釣りもある。

行って初めて分かる事もある。行かないと何も始まらない。