晩秋
いつの間にか11月も中旬で、すっかり秋も真っ只中ですね。
しかし今日も日中は暖かく20度超えでした。流石に朝晩は冷え込み秋の気配が濃厚ですが日中との温度差に今年の冬は暖冬なのかな?と思ってしまいます。そんな中、実りの秋を満喫しようという事で久々に妻と美味しいモノを食べに行ってきました。実は結婚記念日だったんですよね。御食事のジャンルは今回、和食にしました。そして、美味しいのは勿論、ゆっくりと寛げる、お店にしました。普段、和食での外食は、あまり無いのですが、せっかくの記念日なので吟味して、お店を探しました。
そして探しだしたお店は【和心料理のTakasakiさん】でした。
https://localplace.jp/t200340707/
実は夏に初めてお邪魔し今回は2回目なのです。最初の印象が大変良かったんですよね。まず食材の質が素晴らしく、当たり前ですが御料理も実に美味しかったのです。そしてお店の雰囲気も大変、落ち着いてたし客数も適度で実に、ゆったりと過ごせました。だから是非この機会に、もう一度行ってみようとなりました。阪急芦屋川駅から、すっかり日が短くなった芦屋川沿いをテクテク歩く事約10分程で、お店に到着します。流石に日が暮れ、暗くなると肌寒いですね。到着した場所は国道2号線から南へ少し入った閑静な住宅街の道路沿いにあります。比較的、車の往来も少なく落ち着いた趣きです。そして、この界隈は小綺麗な飲食店が案外多く、えっ、こんな所に、という感じで今更ながら少し驚きます。
お店の近くに小さな植木屋さんがありました。夜にライトアップされた植栽は綺麗でした。残念ながら通った時間は閉店してたので開店時に行ってみたいですね。
そしてTakasakiさんへ入店します。店内は道路に面した大きなガラスの前にテーブルが3卓と中ほどにも1卓あります。そしてカウンターが有り、壁はコンクリートの打ちっ放しとシンプルな作りです。広さの割に、ゆとりのあるレイアウトです。今回はガラス面の店左奥に有るテーブルに案内されました。偶然にも前回と同じテーブルでしたね。
いよいよ、お料理が始まります。今回は、記念日なので少し贅沢に料理長のお任せコースにしました。まずはドライトマトとヒヨコ豆揚げが入ったササミの胡麻あえの先付けから美味しくスタート。
続いては甘鯛と大黒シメジの椀物です。まずはダシを食します。期待以上に美味い。雑味が一切なく旨味が凝縮されています。何と、この甘鯛は”白甘鯛”でした。魚に詳しい方はご存知でしょう。
甘鯛には赤アマ、黄アマ、白アマの3種類がいるんですよ。一般的に出回っているのは赤アマです。今回、食した白甘鯛は幻の白アマとも言われ大変、希少なのです。そして、勿論、抜群の美味さでした。滅多に出会えないだけに幸運でした。
白甘鯛に関して面白い記事がありましたよ。↓↓↓
お椀も明治時代のものと年季が入り食材に相応しい感じでした。そして、この日は肌寒かったので日本酒の温燗でとお酒を選び注文します。沢山の味わい深い御猪口が登場。
熱燗を注文する度に2個づつ選んで行きます。さて最後に何個残ることやら・・・
目で見ても楽しく、それぞれ器にも凝っていますね。
お次は待望の、お刺身登場。
右から、大トロ、アコウ、カンパチ、真鯛であります。粗塩と醤油で味わい堪能。
アコウは聞き慣れない魚との方も多いのでは。正式にはキジハタです。地方で呼び名が変ります。関西ではアコウ、山陰ではアカミズと呼ぶんです。根魚で、あまり取れない高級魚です。僕も島根で釣り上げ捌き、骨を潮汁にして余す事なく食べましたよ。
その時の記事を是非、読んで下さいね〜。
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そして小料理のオンパレードです。どんどんとお酒が進んでしまいます。
メインの牛カルビに栗ソース和えも絶品でした。
そして天ぷらで王様のキスです。舞茸と、しっかり味わいました。
いよいよ最後のお料理は松葉カニの炊き込みご飯で終了。
美味すぎて何も言葉が出ませんでしたね。
実に、旬のお料理を堪能いたしました
記念日に相応しかったなぁ〜と妻と話しました。
また是非来ようと話しながら秋の夜長、川沿いを夜風に酔いを冷ましながら歩き駅に向かいました。
なんだかんだと久しぶりのアップとなりました。
最後まで読んで頂いた皆様、有難うございました。